スペシャリティーコーヒーを楽しもう 世界のコーヒー豆の紹介~南米~

私が自家焙煎するために購入した生豆やビーンズショップで購入したコーヒー豆などを生産地別、農園別に紹介しています。飲んでみた自分なりの感想も書き綴っていますので、参考にしていただければ幸いです。

「コーヒーの産地は?」と問われて一番に思い浮かぶのがブラジルではないでしょうか。このページでは、ブラジルを筆頭としたに南米で生産される豆を紹介しています。

ブラジル アマレロブルボン

 
生産地:ミナスジェライス地方
生産者:アルコイリス農園
特 徴:ブラジルコーヒーの原種でもあるブルボン種。通常、コーヒーチェリーは赤く熟しますが「ブルボンアマレロ種」は黄色く熟すことから、ポルトガル語で黄色を意味する「アマレロ(黄色い完熟豆)」と呼ばれています。収穫が極めて少ない希少種です。
焙煎度合い:中煎り~中深煎り
味の評価 :酸味、苦みが少なくてまろやかで、甘味を感じられます。香りも豊かです。

コロンビア エメラルドマウンテン

 
生産地:アンデス山脈の丘陵地帯
特 徴:コロンビアのコーヒー産地は標高1000m~2000mのアンデス山脈で、「エメラルドマウンテン」は1600m以上の丘陵地帯が産地です。熟したコーヒーチェリーを手摘みで収穫、アンデスの清水で水洗処理されます。厳しい品質検査に合格した、コロンビアで生産されるコーヒーのわずか1%が「エメラルドマウンテン」の称号を与えられます。
焙煎度合い:中煎り~中深煎り
味の評価 :甘味と苦みのバランスがよく、少し酸味もあるまろやかでコクのある味わいです。

ペルー ヤネッシャ WASH

 
生産地:ペルー中央部 ビジャリカ地区
生産者:ヤネッシャ族の農家
特 徴:高品質のコーヒー生産で有名なビジャリカ地区の豆です。完熟豆のみを収穫し、昔ながらの丁寧な発行と水洗処理がなされたウォッシュド・アラビカです。
焙煎度合い:浅煎り~中煎り
味の評価 :しっかりとした酸味と果実のような甘味がバランスした味わいです。

ボリビア コパカバーナ農園

 
生産地:ラパス県ユンガス地方
生産者:マリア・アスカルンス
特 徴:標高3800mにあるチチカカ湖畔にある農園で生産されるコーヒー豆。チチカカ湖からもたらされる適度な湿度、穏やかな気候のもと、日陰栽培(シェードツリー)で生産されています。
焙煎度合い:浅煎り~中煎り
味の評価 :ナッツ系の甘い香り、酸味と甘みが調和したまろやかな味です。

コロンビア ピコクリストバルSP

 
生産地:ピコ・クリストバル・コロン山(アンデス山岳地帯)
特 徴:アンデス山脈にあるピコ・クリストバル・コロン山の南西斜面で栽培されています。コーヒーの品種は「ティピカ種」です。シェードツリーで栽培された完熟豆を手摘みで収穫しています。水洗、天日乾燥の後、精選・選別後に厳正なカップテストに合格したものに「ピコ・クリストバル」の称号が与えられます。
焙煎度合い:中煎り~中深煎り
味の評価 :酸味が少なくて甘味が感じられます。強く香ばしい香りがします。

ペルー チャンチャマイヨ WASH

 
生産地:チャンチャマイヨ渓谷(アンデス山脈の山岳地帯)
特 徴:標高1500m~1600mにあるチャンチャマイヨ渓谷周辺で生産されています。シェードツリーで栽培され、手摘みで収穫されたコーヒー豆は昔ながらの水洗工程、天日乾燥されています。
焙煎度合い:中煎り~中深煎り
味の評価 :酸味が少なく甘い香りがあり、、苦みとクコのバランスの良い味です。

ブラジル トミオフクダブルボン

 
生産地:ミナスジェライス地方 セラード地区
生産者:バウー農園
特 徴:雨季と乾季がはっきりしたコーヒー栽培に適した気候のセラード地区で生産されています。完熟豆を収穫し、天日乾燥され「ブルボンナチュラル サンドライ」となります。
焙煎度合い:浅煎り~中煎り
味の評価 :酸味が少なく、コクとまろやかさが調和しています。チョコレートのような甘い香りがします。

コロンビア サンアグスティン

 
生産地:ウィラ地方 サン・アグスティン村
特 徴:サン・アグスティン村で生産される「ティピカ種」100%のコーヒーです。ティピカ種の生産量が少ない中、昔ながらの栽培方法で生産され、完熟豆のみを収穫して水洗処理を行い、天日乾燥されています。
焙煎度合い:浅煎り~中煎り
味の評価 :香りが豊かで酸味の少ない味わいです。苦みと甘味が感じられ、コクがあります。