ここ半年ほど、自宅でコーヒー豆を自家焙煎しています。焙煎方法は、昨年の9月に投稿したブログで紹介させていただきました。
毎週末、朝から焙じ器をシャカシャカと振って、焙煎を楽しんでいます。
生豆を購入しました、1kg入りのマンデリンです
これまで、生豆は何種類かの豆を小分けにしたセットを購入していたのですが、先日、1kg入りの生豆を買ってみました。
それがこちら↓↓↓
豆はインドネシアのマンデリンでグレードはG1。最高品質のグレードだそうです。
では早速、焙煎をしましょう。
ですが、その前にやらなければならないことがあります。
生豆の選別をしましょう
購入した生豆、そのまま焙じ器に入れて焙煎してもいいのですが、その前にやっておくと良いことがあります。というより、やるべきことですね。
小分けセットで販売されている豆は一定の品質の豆がそろっているのですが、今回のようにドドーンと購入した場合、欠点豆と呼ばれている
・虫食い
・欠け、割れ
・変色
や、ゴミなどが混ざっています。
こういった豆やゴミが混ざっていると、味も落ちますし飲む気も失せてしまいます。
ですので、焙煎の前に選別をする必要があります。自家焙煎のお店によっては、焙煎後に選別するところもあるようですが、焙煎前にやっておいた方が欠点豆を判別がしやすいように思います。
また、ゴミが入っていると、焙煎の熱で溶けて豆にくっついてしまうこともあります。
これが欠点豆です
以下に欠点豆の画像を掲載しましたので、選別される場合の参考にしていただけると幸いです。
(1) 熟していない豆
コーヒー豆を収穫する際には完熟豆のみを摘み取って果実を取り除くらしいのですが(コーヒー豆は実でななくて種なのです!!)、一緒に摘み取った熟していない豆が混ざっていることがあるようです。
熟していませんので、コーヒーとして飲んでも美味しくないのです。
完熟豆は緑色をしていますが、熟していない豆は色がちょっと白っぽかったり、黄色がかっているので割と簡単に判別できると思います。
(2) 虫食い
虫が喰った穴が空いているので、簡単に見分けられると思います。
(3) 欠けや割れ、変形した豆
欠けたり割れたりした豆は焙煎の際に熱が入り過ぎるので(通常のサイズの豆よりも小さいので)、取り除いておきましょう。
(4) 皮付きの豆
コーヒーの果実の部分がきれいに取り除かれずに豆にくっついた状態のものです。こういった豆も焙煎すると雑味のもとになるようです。また、美味しいものでもありませんので選別しておきましょう。
(5) ゴミ
コーヒー豆を入れていた麻袋や化繊袋の繊維が混ざっていることがあります。当然、飲めませんので取り除く必要があります。特に化学繊維が混ざったまま焙煎すると、それを飲むことになるので、健康上からも避けたいところです。
こうして選別した欠点豆がこちら↓↓↓です。もとの豆の量からすると、大体1割くらいでしょうか。今回、豆を買ったサイトには、「3割くらい欠点豆だった」という口コミもあったので、それよりは少なめですね。
ただ、選別基準を厳しくするともう少し欠点豆が増えそうです。
生豆選別のコツです
欠点豆を選別し取り除いて焙煎することで、より美味しいコーヒーをいただくことができると思います。焙煎前のちょっとした手間ですが、是非ともやっておくようにしましょう。
選別のコツのようなものとしては、
・ザルなどに広げて
・一度に選別しようとせず、少しづつ
・ひっくり返して豆全体を確認
といったところです。
焙煎前のひと手間でより一層、美味しいコーヒーをいただきましょう。
皆さんも是非、自宅で自家焙煎を試してみてはいかがでしょうか?