スペシャリティーコーヒーを楽しもう 世界のコーヒー豆の紹介~アフリカ・中東~

私が自家焙煎するために購入した生豆やビーンズショップで購入したコーヒー豆などを生産地別、農園別に紹介しています。飲んでみた自分なりの感想も書き綴っていますので、参考にしていただければ幸いです。

このページでは、アフリカの国々で生産される豆を紹介しています。

エチオピア シダモ G-4

 
生産地:シダモ地方
特 徴:エチオピアでの産地の一つ、シダモ地方のコーヒー豆です。水が貴重なアフリカでは、コーヒー豆を天日乾燥した後に選別する非水洗式と呼ばれる方法で選別されます。G-4は非水洗式の最上級グレードです。
焙煎度合い:浅煎り~中煎り
味の評価 :少し苦みが感じられ、酸味とのバランスがよい味です。ナッツやチョコレートのような香りが特徴です。

ケニア レッドマウンテン

 
生産地:キリニャガ地区
特 徴:ケニア山南部の肥育な大地にキリニャガ地区はあります。この地区の土壌は美しくて深い赤色をしており「レッドマウンテン」の名前の由来になっています。ケニアの中でも高品質のコーヒー生産で有名です。完熟豆を手摘みで収穫して精製し、天日乾燥されます。
焙煎度合い:中煎り~中深煎り
味の評価 :柑橘系のような酸味と香りが特徴で、コクと甘みも感じられる味わいです。
 
 

タンザニア エーデルワイス農園

 
生産地:オルディアニ地区
農 園:エーデルワイス農園
特 徴:オルディアニ地区はキリマンジャロの北部にあります。コーヒー栽培に適した肥沃な赤土の土壌と豊富な雨量に恵まれた環境で生産された豆です。
焙煎度合い:中煎り~中深煎り
味の評価 :甘い香りが特徴です。適度な苦みとコクがあります。

エチオピア イルガチャフェ

 
生産地:シダモ地方 イルガチャフェ地区
特 徴:イルガチャフェ地区は標高が高く、肥沃な土壌と適度な降雨でコーヒー栽培に適しています。エチオピアのコーヒーには珍しく水洗式で選別、処理されています。不純物や欠点豆の混入がない高品質で知られる、エチオピアの最高規格のコーヒーです。
焙煎度合い:浅煎り~中煎り
味の評価 :花のような甘い香りとほのかな酸味が特徴です。

イエメン バニーマタル

 
生産地:バニーマタル地方
特 徴:世界で最も古いコーヒーの歴史を持つ国のひとつです。降雨の多い山岳地方で栽培されている、原生種に近いコーヒー豆です。金色の豆が入っていることから「ゴールデンマタリ」と呼ばれ、大部分がアラブの王族御用達として消費されるそうです。
焙煎度合い:浅煎り~中煎り
味の評価 :強い酸味が感じられますが、ほのかな甘みもあります。苦みが少なく、コクがあります。

タンザニア FAQ AA

 
生産地:キリマンジャロ山麓
特 徴:アフリカ大陸の最高峰、キリマンジャロの山麓にあるモシ地方で生産されています。一般的には「キリマンジャロ」の名称で親しまれているコーヒー豆です。タンザニアではコーヒー豆の大きさ(スクリーン)で格付けされます。AAはスクリーン17(6.75mm)以上の大きさで最上級です。
焙煎度合い:中煎り~中深煎り
味の評価 :強い酸味が感じられます。ほどよい苦みもあり、コクのある味わいです。

イエメン マタリ アルマカ

 
生産地:ハラズ、ハイマ、バニーマタル地方
特 徴:世界で最も古いコーヒーの歴史を持つ国のひとつで、日本では「モカマタリ」という名前で有名です。完熟豆のみを手摘みで収穫し、1週間ほど天日乾燥されます。
焙煎度合い:浅煎り~中煎り
味の評価 :果実のような香りが感じられます。甘みとほのかな酸味があり、まろやかでコクがあります。