ビタミンCの効果的な摂り方 ~摂り方のポイントは?~

ビタミンCを効率的に摂取するには?
せっかく、いろいろな食品やサプリメントでビタミンCを摂取するなら、効率的に摂りたいですよね。
ビタミンCの効率的な摂り方を説明します。

現代社会は、ストレスや生活習慣などのビタミンCを消費する要因が多くあります。プリメントなども利用して、ビタミンCを効率よく摂り入れてみましょう。

少量づつに分けて摂取しましょう

ビタミンCの1日の推奨量は100mg(ミカンだと4個、キウイフルーツだと2個、中粒のイチゴでは10個)ですが、容に効果があるのは1000mgだといわれています。

ただ、ビタミンCは水溶性なので、一度にたくさん摂っても、過剰摂取分は尿と一緒に排出されてしまいます。ですので、毎日、数回に分けて小まめに摂ることが大切です。

満腹時に摂取しましょう

空腹時に何かを摂取すると、その成分の吸収が速くなります。ビタミンCも同様です。空腹時に摂取した場合には吸収速度が速く、過剰摂取分はすぐに排出されてしまいます。

逆に、満腹時に摂取した場合にはゆっくりと吸収が続くため、その間にもビタミンCは消費されます。その結果、全体の摂取量としては空腹時の約1.6倍が吸収されるそうです。

つまり、朝昼晩の食事の直後に摂取するのが、効率的な摂取方法といえます。

食べ合わせに気をつけましょう

食べ合わせ方も大切です。壊れやすいビタミンCと一緒に摂りたいのが「ビタミンP」。

ビタミンCを安定させる作用があるため、摂取効率が高まります。ビタミンPは、みかんなどの柑橘類の薄皮や白いすじの部分に豊富に含まれています。

逆に、「アスコルビナーゼ」というビタミンCを破壊する酵素が含まれている食品は、きゅうりやにんじん、かぼちゃ、バナナ、りんごなどです。